塗装研磨について

2020年3月7日

情報とマメ知識

始めまして!リムラボの渡邉です!

当社で技術責任者を務めております。

本日は当社の塗装研磨についての考え方をお話ししたいと思います。

車の塗装は車種やメーカーや年式によりますが、下塗り、中塗り、上塗りのように何層にも分かれて塗装されており、一番上の塗装部分がクリア層と呼ばれ、研磨で磨けるのがそのクリア層の部分です。

塗装の厚さも、車種やメーカーや年式にもよりますが、概ね大衆車は0~100ミクロンで高級車は100~150ミクロン程度の厚さで、その3割がクリア層になります。

通常「ミクロン」はあまり使わない単位なので、サランラップが10ミクロン程度と言われていますが、そのほうがイメージしやすいかもしれません。

当社は美しい塗装面に仕上げるため、車を磨くためのポリッシャーと呼ばれる機材は、「シングルアクション」「ダブルアクション」「ギアアクション」と複数用意しており、コンパウンドもお車の状態に合わせて、様々ものを用意しております。

なお、技術者に関しても、十分な研修期間を終えた者のみが施工にあたっております。

なので練習で使用している社用車がひどい有様に・・・(;^ω^)

下記の画像は全塗装後ですが、板金屋さんで磨かれているため、ボディ全体に「バフ傷」と呼ばれる円周状の傷がついてしまっています。

しかし、正しい「技術」「機材」「知識」をもって施工にあたると・・・!

上記のような美しい塗装面に仕上がります!

上の画像はコーティング前ですが、研磨だけでもここまで美しく仕上げることが可能です!

研磨をして綺麗になった塗装面を保護するため、コーティングが必要なのです。

傷がある状態でコーティングをしても綺麗には仕上がりません。

長々と話してしまいましたが、ご閲覧ありがとうございました!